思考を育てることばの教育を!

現地実行委員長 中村龍彦

全国各地で子どもたちと共に汗を流し授業に取り組んでおられる皆さん、今年の夏は長崎県の佐世保でいろいろ学習してみませんか。
英語教育を巡る情勢は厳しいものがあります。小中高すべての学習要領が改定され、小学校英語の早期化・教科化で小学校の先生方は大変苦労されています。また、中学校での「授業は英語で」の導入、高校の内容の高度化等、現場は困っていないでしょうか。
そういう中でも目の前の生徒を前にして、何とか「よくわかる楽しい授業」をしたいと多くの先生方が考えておられると思います。私たち「新英研(新英語教育研究会)」は日々の優れた実践を持ち寄り、交流しあって、学んだことを持ち帰って、生徒に学ぶ喜びを与えてきました。授業技術だけを追求するのではなく、感動する教材を発掘したり生徒に提供する中で、全国に拡大されてきました。最近は協同学習の実践も全国的に広がりつつあります。
多くの先生方が「思考を育てることばの教育」について大いに議論し、翌日からでもすぐ使える実践を学び、明日へのエネルギーを持っていただければありがたいです。全国から多くの皆さんが集まって来られることを期待しています。

人間を育てる英語教育を、みんなの力で

新英語教育研究会会長 池田真澄

子どもも教師も、多様な個性を持った存在です。その個性をいっそう輝かせるために私たちは創意工夫します。「みんなちがって、みんないい」、そんな気持ちで多くの教師が教育に携わってきました。新英語教育研究会も、1959 年の創立いらい、「楽しくわかる授業」「人間を育てる英語教育」を目指して実践と研究を行ってきました。
今年で小中高すべての学習指導要領が改定されました。小学校英語の早期化・教科化、中学校での「授業は英語で」の導入、高校の内容の高度化、小中高通じての語彙の大幅増加など、多くの課題があります。日本人にとって外国語教育を学ぶ意味はどこにあるのか、外国語教育政策をどう読み解き、どのような実践を目指すのか。子どもたちの顔を思い浮かべながら、これまでの実践を踏まえて、新たな一歩を踏み出したいものです。
「ことば」はコミュニケーションの手段であるとともに思考と認識を深める手段です。外国語も「ことば」の一つとして、私たちと21 世紀の世界をつなげてくれます。九州ブロック・長崎支部の仲間が充実した大会を目指して準備中です。長崎の豊かな自然・文化・歴史に囲まれながら、全国の実践に学び・考え・交流し、明日への元気と勇気を高めましょう!